僕とバイク

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風を切って走るんだ

そういうことが必要なときって人生にはあるんだよ

誰かと話せば通り過ぎてくれるようなことじゃなくて

それはきっともっと強い回転でぼくを振り回してくれるようなそんな心臓

僕はアクセルでコーナーと会話する

いまどんな調子だ?

この辺の感覚でどうだ?

もう少し受け止めてくれるか?

余裕がない

そんな会話をしながらリアタイヤの摩擦を全身で感じるほどビンビンなんだ

きっと僕の知らない体の一部が刺激されているんだ

それはわかるんだ

僕の目から見える道は終わらない

もう一度聞くよ

ぼくはこのままでいいか?

風に尋ねる言葉が熱くなった

そうだ 君の深層だよ 深いところだよ

アクセルをそおっとまわして僕は語る

ありがとう。

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